Node

以下のNode.jsオプションは、特定のNode.jsグローバルをポリフィルするかモックするかを設定します。

この機能は、webpackの内部NodeStuffPluginプラグインによって提供されます。

node

false object

webpack.config.js

module.exports = {
  //...
  node: {
    global: false,
    __filename: false,
    __dirname: false,
  },
};

nodeオプションをfalseに設定すると、NodeStuffPluginプラグインを完全にオフにできます。

node.global

boolean 'warn'

このオブジェクトの正確な動作については、Node.jsのドキュメントを参照してください。

オプション

• true: ポリフィルを提供します。
• false: 何も提供しません。このオブジェクトを期待するコードは、ReferenceErrorでクラッシュする可能性があります。
• 'warn': globalを使用すると警告を表示します。

node.__filename

boolean 'mock' | 'warn-mock' | 'node-module' | 'eval-only'

オプション

• true: contextオプションを基準とした入力ファイルのファイル名。
• false: Webpackはあなたの__filenameコードに触れません。つまり、通常のNode.jsの__filenameの動作になります。Node.js環境で実行した場合の出力ファイルのファイル名。
• 'mock': 固定値'/index.js'。
• 'warn-mock': 固定値'/index.js'を使用しますが、警告を表示します。
• 'node-module': output.moduleが有効な場合、CommonJSモジュール内の__filenameをfileURLToPath(import.meta.url)に置き換えます。
• 'eval-only'

node.__dirname

boolean 'mock' | 'warn-mock' | 'node-module' | 'eval-only'

オプション

• true: contextオプションを基準とした入力ファイルのディレクトリ名。
• false: Webpackはあなたの__dirnameコードに触れません。つまり、通常のNode.jsの__dirnameの動作になります。Node.js環境で実行した場合の出力ファイルのディレクトリ名。
• 'mock': 固定値'/'。
• 'warn-mock': 固定値'/'を使用しますが、警告を表示します。
• 'node-module': output.moduleが有効な場合、CommonJSモジュール内の__dirnameをfileURLToPath(import.meta.url + "/..")に置き換えます。
• 'eval-only'